かごしま高岡病院は、急性期から慢性期まで包括的な医療を提供し、切れ目のないサービス提供のために、予防・医療・介護のトータルケアサービスに取り組んでいます。
高齢化比率も高まる中、地域社会における多様なニーズへの対応が求められる状況に当院の役割も大きく感じております。
看護部では、「私達は患者様の立場に立ち、患者様に満足して頂ける看護を目指します」を理念とし、専門職として自己研鑚に努め、地域の方々から信頼を得られる看護実践を目指し、質の高い看護を提供するために、人材育成に取り組んでいます。
一人ひとりが、専門職としてのやりがいや達成感を感じ、看護も自身の生活も楽しくできる職場環境を目指し、和やかに真剣に誠意を持って病院運営と地域医療に貢献できるよう努力したいと考えます。
総看護師長 宮脇 めぐみ
1.専門職業人としての自覚を持ち、看護ケアの質の向上につとめる。 2.感染対策・医療安全に努め、患者を中心とした地域連携を推進する。
私たち外来看護師は、謙虚に患者様を思いやり、優しく、親切丁寧をモットーに外来看護に従事しています。内科診療の補助のみならず、みなし訪問看護、内視鏡検査の介助、入院支援を行っています。新たに日常生活指導・教育の実践やそれに伴う外来看護計画の立案・実施・評価・分析。また、COVID-19感染症の発生から発熱外来の実施等、外来看護の機能を強化してきました。看護部主催のキャリア開発コースや院内認定教育への自発的参加を促し、専門性の高い知識・技術・態度を向上させ、地域住民の方々の健康の保持・増進に努めて参りたいと思います。また、各病棟並びに関連事業所である複合型介護施設照国まごころや高齢者サービス付き住宅クレアシオン、地域の施設との連携を強化し地域包括ケアシステムの更なる発展に尽力したいと考えています。
外来師長 吉永千代子
1.新しい病棟組織の基盤を整備する。2.専門職業人として、患者様を中心とした看護方式を確立する。3.個人の能力開発に努め、在宅を視野に入れた入院生活・退院支援の充実を推進する。
4階病棟
4階病棟は結核病棟(30床)になります。県に設置されている結核病床60床の半分を占める30床を有しています。結核の治療は、個室隔離からスタートします。患者様が不安感や孤独感に苛まれないよう、患者様の話に耳を傾け、治療効果の確認や副作用の早期発見等に努めています。また、行動制限からくる廃用性症候群を招かないよう、リハビリスタッフと協働し日常生活のリズム調整を心がけています。「元気に明るく、優しさと笑顔」をモットーに患者様に寄り添える看護実践を続けています。
4階病棟師長 上竹原 恵美
3階病棟
3階病棟は地域包括ケア病床(34床)になります。地域包括ケア病棟は、急性期治療を終了し直ぐにご自宅や施設へ移行するには不安のある患者様、在宅・施設療養中から病状の悪化により、入院治療を必要とした患者様に対して、在宅復帰に向けて診療・看護・リハビリを行うことを目的とした病棟です。多職種間と連携し「患者様とご家族様が不安を感じることなく退院できるようチーム一丸となって」支援しています。
3階病棟師長 谷口 里美