【予約可能時間】
午前:09:00 - 12:30
午後:15:00 - 17:30
(水曜日と土曜日の午後を除く)
診療予約 099-226-1370
健診予約 099-226-4091
【当院所在地】鹿児島市西千石町14-12
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Philosophy of the nursing department
患者様の立場に立ち、患者様に満足していただける看護を目指します。
About educational philosophy and goals
かごしま高岡病院の看護理念に基づき、社会のニーズに応えられる専門職業人として個々の能力を充分に発揮させ、創造性のある看護師を育成します。
看護部では個々の目標を尊重し、主体的な学びとチャレンジする意欲を支援しています。
対象となる人々のQOL向上を目指した質の高い看護を提供するために、個々のキャリア開発を支援し、
その人のもつ能力が十分に発揮できるよう教育的な臨床環境と支援体制を整えています。
チームの一員としてお互いを尊重し高め合い、日々の看護実践を通して良い経験を蓄積し、自己の成長につなげていくことができます。
職務要件関連
重症度、医療・看護必要度
心肺蘇生法
教育指導者育成
プリセプターシップ
リーダーシップ
看護管理
キャリア開発
リーダーシップ
質改善
ティーチング・コーチング
アンガーマネジメント
外部研修
認知症対応実務者研修
認定看護師教育課程
基盤となるスキル
呼吸器看護
摂食嚥下障害看護
褥創ケア
臨床実践
急性期看護
慢性期看護
高齢者看護
療養支援
意思決定支援
当院では、森和夫氏(技術・技能教育研究所)の指導のもと、クドバス手法を用いて病院独自のラダーを作成し、個々の保有能力を可視化して、個々の能力に応じた教育研修の企画ができるようにシステムを構築しています。
引用文献
森和夫:「クリニカルラダー作成のプロセス-クドバス手法で病院の特性を生かした個別性のあるラダーを作る」ナースマネージャー Vol.10,No.12p.p.6-16,2009.
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅠ | (1)中途採用者(mid-career employment) (2)初心者(beginner) | 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践できる者 基本的な看護手順に従いプリセプターやアソシエートの指導を受けながら 見守りで看護を実践する者 |
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅡ | (1)初級者(advanced beginner) | マニュアルに添って業務ができるが、指導や助言などが必要で見守りが必要な者 |
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅢ | (1)中級者(下)(Lower-Intermediate) (2)中級者(中)(Intermediate) | 時に助言を必要としながらも一人で看護業務ができる者 看護業務全般が一人立ちでき、後輩にマニュアルに添った指導ができる者 |
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅢ | (1)中級者(下)(Lower-Intermediate) (2)中級者(中)(Intermediate) (3)中級者(上)(Higher-Intermediate) | 時に助言を必要としながらも一人で看護業務ができる者 看護業務全般が一人立ちでき、後輩にマニュアルに添った指導ができる者 看護業務全般が一人立ちでき、後輩にマニュアルに添った指導ができる者 |
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅣ | (1)上級者(Advanced) | レベルⅢから更に前進した者 |
レベル | 段階 | 基本的な到達目標 |
---|---|---|
レベルⅤ | (1)超上級者(Praficiency) | 当院の歴史を良く知り、深い知識と熟練した技術を持ち、 看護実践のみでなく看護管理者のサポートもできる者 |
コース内容 | 履修期間 | 定員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 呼吸ケアコース | 1年 | 3~4名程度 | 外部講師 / 地域認定看護師 ケーススタディ 有り 院内認定試験 有り          |
コース内容 | 履修期間 | 定員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
2 | 感染症ケアコース | 6か月 | 4名    | 外部講師 / 地域認定看護師 ケーススタディ 有り 院内認定試験 有り |
回数 | 発表者 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 各看護単位での発表会(中間・最終) | 年各1回 | 全員 |
看護研究発表会 年1回
コース内容 | 履修期間 | 定員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 慢性疾患患者の看護 | 6か月 | 4名程度 | 修了時ケーススタディ有り 外部講師 / 地域認定看護師 |
コース内容 | 履修期間 | 定員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
2 | 摂食嚥下障害患者の看護 | 6か月 | 4名程度 | 修了時ケーススタディ有り 外部講師 / 地域認定看護師 |
コース内容 | 履修期間 | 定員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
3 | スキンケア | 6か月 | 4名程度 | 修了時ケーススタディ有り 外部講師 / 地域認定看護師 |
かごしま高岡病院は1949年の開設以来、「大切なひとりひとりに向き合うトータルサポートケア。
新たに芽生える医療のその先へ。」というミッションの実現に向けて、保健・医療・福祉における取り組みにも積極的にチャレンジしています。
看護部は、あらゆる健康レベルの人々を対象とし、生活の質(Quality of life)の向上を目指した看護サービスを実現することを目標としています。
ひとり一人の看護師の看護ケアが看護部全体の看護サービスを構成していることを常に意識し、主体的に自律して学んでいく気風が、院内教育プログラムや看護部組織分科委員会活動に反映されています。
各看護単位は、看護サービスの質向上をめざす研究活動に取り組み、毎年、院内での看護研究発表会を開催しています。
今後、院外での発表や看護図書への投稿などそのフィールドが広がるよう模索しています。また、当院看護部は、キャリア開発を重視しながら働き続けられる環境づくりをめざしています。
看護継続教育委員会と師長会が中心となり、学ぶ意欲と職員の希望にあわせた教育プログラムを立案し実践・評価・分析に努め、キャリア開発をサポートしています。
ホームページでは「看護部理念」はじめ看護職員のキャリア開発を支援する教育プログラムや活動を紹介しております。ぜひご覧ください。
総看護師長 認定看護管理者 松下祥子
1.専門職業人としての自覚を持ち、看護ケアの質の向上につとめる。 2.感染対策・医療安全に努め、患者を中心とした地域連携を推進する。
私たち外来看護師は、謙虚に患者様を思いやり、優しく、親切丁寧をモットーに外来看護に従事しています。
内科診療の補助のみならず、みなし訪問看護、内視鏡検査の介助、入院支援を行っています。新たに日常生活指導・教育の実践やそれに伴う外来看護計画の立案・実施・評価・分析。また、COVID-19感染症の発生から発熱外来の実施等、外来看護の機能を強化してきました。
看護部主催のキャリア開発コースや院内認定教育への自発的参加を促し、専門性の高い知識・技術・態度を向上させ、地域住民の方々の健康の保持・増進に努めて参りたいと思います。また、各病棟並びに関連事業所である複合型介護施設照国まごころや高齢者サービス付き住宅クレアシオン、地域の施設との連携を強化し地域包括ケアシステムの更なる発展に尽力したいと考えています。
外来師長 吉永千代子
1.新しい病棟組織の基盤を整備する。2.専門職業人として、患者様を中心とした看護方式を確立する。
3.個人の能力開発に努め、在宅を視野に入れた入院生活・退院支援の充実を推進する。
かごしま高岡病院の病棟は、2022年度から、地域包括ケア病床
病棟師長 上竹原 恵美
地域包括ケア病床 34床 / 結核病床 30床
<プライマリーケアとは>
1人の患者さんに対して、1人の看護師が入院から退院まで責任を持ち、
看護計画の立案、評価などを行います。看護方式の特徴は、看護師の
主体性や専門性が発揮できることや、患者さんに合わせた看護を提供
しやすいことです。質の高い看護を提供できるため、看護師にとっても
やりがいにつながるシステムです。
地域包括ケア病床は、急性期病院からの入院受け入れに加え、在宅や介護施設からの緊急入院受け入れを行い、その後在宅復帰支援を行うことが求められている病床です。在宅復帰率70%以上であることが施設基準の要件となっています。また、入院期間が、60日を超えると、入院基本料が減算となります。地域連携室と協働して、60日以内の退院支援を行う必要があります。リハビリを要する患者には、一日2単位以上の提供が必要になります。
1.結核病床について
結核(多くは肺結核)の治療のための病棟です。 結核菌は咳とともに痰のしぶきが飛沫核といって極々小さな粒子になって空気中を長時間漂い、他人へ感染を起こすことが問題になります。このため、結核病床では独立した陰圧空調を完備しており、他の区域に結核菌が漏れ出さないようになっています。排気口にも特殊なフィルターが使用されています。
2.入院適応について
結核菌を他人へ感染させてしまう可能性の高いかたが入院の適応です。
具体的には、喀痰塗抹陽性(痰を顕微鏡でみて結核菌が確認される)のかたは入院が必要となります(勧告入院)。 塗抹陰性のかたは原則的には外来での治療が可能ですが、他人への感染のリスクが高いかた(他の病気のために入院中で、抵抗力の低いかたがそばにいる場合など)、合併する他のご病気に対して入院治療が必要な方、結核治療に伴う副作用などにより入院にて調整が必要なかた、などは喀痰塗抹陰性でも入院が必要になることもあります。
3.治療について
基本的には内服で治療します。薬剤耐性を防ぐため、医療基準に沿って3~4種類の薬を使用します。
治療期間は標準6(~9)ヶ月ですが、個々の病状、合併症、薬剤耐性、副作用などによって長くなることがあります。多剤耐性結核の場合は治療がかなり困難で、外科治療などを行うこともあります。そのような場合には他の施設へ紹介して治療を依頼することもあります。 耐性化を防ぐためには、決められた量の薬を決められた期間きちんと服用することが最も大切です。入院中はもとより、退院後も内服の指示を守れるよう指導が重要な鍵となります。
4.入院期間について
他人への感染性がほぼなくなった場合、退院できます。基本的には喀痰塗抹陰性を複数回確認することが条件となりますが、個々の病状によって大きく変わってきます。
2007年結核予防会の統計では入院期間の平均は4ヶ月程度ですが、基礎疾患がなく薬剤耐性もない方ではさらに短い場合があります。
5.入院生活について
空床状況にもよりますが、入院初期の感染力が強い期間は個室での管理が原則です。 ある程度たって治療が順調であれば大部屋へ移っていただくことになります。
基本的には外出禁止ですが、一定の治療期間が経過しており病状が安定していれば病床内の散歩や院外への外出の許可もでます。
6.治療費について
結核治療には感染症法による公費負担制度があります。喀痰塗抹陽性のかたは治療費のほぼすべて、陰性のかたでも一部が補助されますが、負担の詳細に関しては保健所・自治体などにお問い合わせください。
7.面会について
面会は可能ですが、面会者のかたは感染予防のためにN95マスクという特殊なマスクを着用していただきます。マスクの購入・着用方法に関しては病棟看護師が指導を行う必要があります。
※なお、当院の結核病床は、15歳以下(中学生以下)の方は、ご面会を制限させていただいております。